苦手な人と付き合っていくには?
世の中には、関わりたくなくても関わらないといけない人がいます。
- 会社の上司や、取引先
- 親戚関係や、家族繋がり
- 友人の友人、またその異性
こういう人たちに共通している特徴は、
自分が苦手だなと意識しても、表面上ある程度、意識して親しい間柄にならないといけない人達に多い傾向にあります。
そのため、とても面倒です。
自分から適切な距離を取りたくても、それを察して、相手側も同じ距離を取ってくれるならまだしも、距離を縮められた時には、こちらも適度に合わせないといけない。。
会社でも、同僚、上司、部下の中だと意識して親しい関係を築こうとするのは、やはり上司や部下に対してではないでしょうか。
(人によっては同僚の方が気を遣うという方が中にはいらっしゃるかもしれませんが、、)
上手く関係を築かなかればいけないという思いがストレスとなり、上手く関係を築けないことで、その人を段々と苦手になっていきます。
つまり苦手な人とは、
自分が上手く関係を築こうとも、できない人達のことを言うのです。
ここで重要なポイントなんですが、
苦手だから関係を築けないのではなく、、❌
関係を築けないから、苦手になる。。⭕️
ということです。
この考え方は結構、似てるようで違っていて、
アドラー心理学の『嫌われる勇気』でトラウマを題材に同じことを言っていました。
興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。
ここからなんですが、
自分が関係を築きたくないという意志が明確にあり、気にしないのならいいのですが、
もし会社や親戚、知人にそういう方がいて、面倒だけど、付き合っていくしかないという方にアドバイスをしていきたいと思います。
先ほどの重要なポイントで言ったことなのですが、関係を築けない為、苦手意識が芽生えます。
良い関係を築くことで、苦手意識が薄れていくのです。
関係を築くには?
まずコミュニケーションです。
当たり前のことですよね‥。
ここで言うコミニケーションというのは、特別なスキルを必要としない。
普通のことを普通に話せるということです。
関係を築くために気を遣ってはいませんか?
こんなことは言ってはいけない。
こういう言い方をしてはいけない。
こんなことを考えていると苦手にもなります。
別に何を言ってもいいのです。
有意義な話しをしなければいけない。
相手に好印象を与えなければいけない。
これを意識すると、自分も、相手も疲れます。
自分が相手に気を遣い、胡麻を擦るような会話では良好な関係は成り立ちません。
自分がこれをすることで、相手側は自分に対して変に上下関係を作ってしまいます。
立場や関係性があっても、
相手も人です、何を言ってもいいのです。
大事なのは自分が素直に気持ちを表に出せるか
相手が自分に気持ちを表に出せているか。
気持ちを表に出した会話というのは、上部よりも深く相手に届きます。
そして、気持ちを表にだすことは、相手側に本音で話してくれているということが伝わります。
別に自分の思っていることを何もかも相手に伝えろとか、相手の核心に触れた会話をしろという訳ではないのです。
体調が悪そうなら「体調は大丈夫ですか」とか
今日の天気、日常のニュース、趣味のことなど、
自分が普段気になっていること、感じていることでもいいです。
その場、その時の雰囲気で
同じ空間、同じ時間を、一緒に過ごすのに
その場にあった心地よい音楽をかけてみる
という感じです。
つまりは、楽しく気持ちのやりとりができればいいのです。
まずは。
深く長く話すのではなく、ちょっとした短時間に相手の立場や、仕事のこと以外の関係性を抜きにした気軽な話しをしましょう。
コミュケーションは取れば、取るだけ良いと言う訳では無いのでお互いが意識しない疲れない。
簡単なやりとりでいいです。
そして相手によって距離感が縮まったり、離れたりもしていきますが。
それでも、自分がその人に対して、気持ちを表出できるということは、関係性が変わってきます。確実に苦手意識は薄れていくでしょう。
まとめに
コミュニケーションは本来、楽しむものであるということを前提に、意識した会話はせずに、気持ちを表出することを心がけましょう。
どこまで気持ちを表に出すかは、付き合いや相手の人間性を考慮し、自分で判断していいです。が、技術や、思ってもいない言葉では、相手との良い関係を築いていくことは難しいです。少なからず、自分から気持ちを表に出していくことが重要になります。
難しいことですが、、
苦手意識は自分自身が作りだしているものです。
自分から関係性を変えていくことは、効果的なものの一つなので、少しできそうに感じた時には、ちょっとづつトライしてみてください。
また今回はコミュニケーションのことだけに関して触れる記事になってしまいました。良い関係性を築くことに関して、時間や距離感なども重要なポイントになっていきます。そのことに関してはまた別の記事に書かせて頂こうと思います。