会社に所属すること、このまま働き続ける先に‥
この本はもう五年も前に発売された本です。
最近、読んだのですが、もっと早く読んでおけば良かったと思える本です。
転職をきっかけに、お金について考えるようになり、お金について色々と本を読んでみたのですが、この本が一番しっくりきて、自分の胸に刺さりました。
私は会社に所属すること、日本という国のシステムの中で生きていくことに、どこか疑問と不安がありました。
常にこのままでいいのかと思いがあり、何ができるのか、何が不安なのかと良く分からないまま生活を送っていたので、その疑問や不安に答えてくれる本でした。
限られた生涯賃金
重い税金
進むインフレ‥。
いま大手企業は早期退職者を募集しているところがあります、45歳以上という年齢制限を作り、もし自分がその年齢で、そういう立場であったら、、
会社に所属し続け、もしその会社が無くなったら?自分がリストラされる立場であったら?と考えると、私は恐ろしいです‥。
このまま会社に所属し続けて、賃金が確実に上がっていくのでしょうか?
それは本当に保証されていることでしょうか?
定年を迎えた後も、働き続ける方を多くみています。
その方達の給料は確実に、現役で働いていた時よりも低いことは確かです。
それでも働かなければいけない理由があるのです。
老後は豊ですか?
今の生活は満足いくものですか?
未来に希望はありますか?
厳しいようですが‥
それを会社や、国に委ねてはいけないのです。
たぶん、皆分かっていることです。
会社や国を当てにせず、
自分自身の力で獲得していかなければならないのです。
今の社会は何の保証もしてくれません。
学校では、お金について教えてくれません。
税金についても会社員がどれだけ税金を引かれているのか実感をさせず、毎月給料が入ってきます。痛みを伴わない納税です。
今の社会は、義務教育を終え、学歴を作るかのように進学していき、できるだけ良い就職先に入ること。そこで働き続けることが正しい道筋のように見えてますが。
それは本当に正しいことなのでしょうか?
自分がそれを望むならまだしも、それが安全な生き方であると思っているのなら、危険です。
今一度、日本の未来と働き方。お金と時間。
自分の生き方について考えるきっかけになってもらえたら嬉しいです。