酒めんたる

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デイトレード失敗から学ぶ資産運用

私はここ1ヶ月資産を増やそうとアクティブに行動し、デイトレードに挑戦した。

そしてその結果、アクティブに資産を減らした。

その反省を踏まえ、資産を増やすのはどういうことか、投資とは何のか改めて考えたい。

 

デイトレードとは?

一日のうちに売価をさせて利鞘を得るような、株式の取引手法である。

 

朝9時から株取引が始まり、午前11時半まで、午後は12時半から15時までの間。その間は利益を得ようと気が気では無いので、ちょっとした株価の上下に気持ちを疲弊される。このまま下がり続けるのではないか、また底が見えない恐怖と不安。デイトレードをしている間、他のことに身が入ら無い、それほど意識を集中させられる。

 

デイトレード

デイトレード

 

 この本はデイトレードをおこなうにあたって、参考にした本で、技術面というよりは心得として、『メンタルコントロール』がいかに重要かが書いてある。

負けや、失敗からの学び、先駆者たちの教訓には心に刺さるものがある。実際に痛みを経験したものにしか分から無いものが、同じ痛みを経験したものへと受け継がれる。

マーケットで生き残るためのバイブルである。もしデイトレードや、株取引に興味をもたれた方には是非読んでもらいたい。

 

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残念ながら、今回のデイトレードの経験から、私はマーケットから、一時離脱することとなった。まず資産面で、マーケットに参戦できるほどの余裕がないことが、今回のデイトレードから分かった。

知識や技術などは失敗を経験し、学んで進歩していくこともあるものの、肝心の資産は失敗すると確実に減っていくのである。資産を減らすこと、また元から少ない資産で取引することは、負けを許され無い状況で戦っていくことと一緒である。

負けると負けを取り返そうと、無謀な賭けにでてしまったり、本来なら損切りしなければいけない場面や、また利確した方が良い所を欲がでてしまったり、色んな場面に迷いが生じ、冷静な判断を下せなくなってしまうのだ。デイトレードで、株価の動きを、勘や運を当てにし、それに身を委ねてしまったらもはやギャンブルと一緒なのである。

もちろん株価がどう動くかなど100%誰も予想でき無い、しかし自分の考えと全く違った動きをしたとせよ、その時に最前の利益、また損切りをできるだけの判断力と冷静さ、一定の株価の上下に左右されない気持ちの安定さがデイトレーダーに必要なのである。

 

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未来に向けて種を撒くこと

私の今回の経験は、資産を増やすということについて、考え直す良い機会となった。

どっかで昔聞いた話で、(もしくは漫画かもしれないが‥)

『もし今日、人生最後の日であったとしても、土を耕し、未来に向けて種を撒く』

うろ覚えであるが、こんなようなことを言っていた‥。今回の反省からこの言葉が私にはしっくりきたのだ。

目先の利益ばかりに呑まれ、お金を稼ぐことに執着した結果。本来の資産を増やすという目的を見失ってしまったのである。資産を増やすというのは未来に向けて種を撒くことなのである。お金のため方を考えたり、使い方を見直したり、また自分のスキルアップの為、自己投資したり、長期的なスパンでしっかりと検討し、無理のない範囲で株に投資したりと、ゆっくりと着実に、未来に向けて土を耕し、種を巻き、育てていくことなのである。

 

最後に

もし、お金を稼ぐことに囚われてしまい目先の利益を追うようになってしまった時は、未来に向けて、いま土を耕しているか、種を巻いているか、資産をどう育てていくか、改めて自分自身と向き合い、考える良い機会になって頂けたらと思います。